6/26のギターの祭典まで、あと1カ月になりました。
一般の部に出演予定の生徒の谷森さん。
元々達者なマンドリン弾きでしたが
僕の教室に習いにきてクラシックギターも始めました。
曲目は
盗賊の歌/カタロニア民謡~M・リョベート編
11月のある日/L・ブローウェル
ウォーミングアップもそこそこに2曲通しで弾いてもらいました。
問題なく通る…寸前で度忘れして戻れず。。
指の動きのみに頼った暗譜をしていると、忘れた時に帰ってこれなくなります。
暗譜は視覚や音の横の繋がり、和声進行等々、複数の要素で記憶しておかなくてはいけません。
また音楽表現の全体の構成を把握、構築する意味でも、暗譜の方法は重要だと思います。
これは中々簡単なことではないので時間を掛けてゆっくりですね。
11月のある日は技術的にはかなり安定してきました。
次はメロディと低音のバランスコントロール。
低音のみを強調してほしい箇所でメロディにもアクセントがついてしまうので
タッチの体重の掛け方と方向性を確認。
あとは自分の耳できちんと複数の声部の動きを聴き分けることです。
多くのアマチュアの方に見られる傾向ですが、どうしてもメロディばかりに気を取られて
他がおろそかに…というケースに陥りやすいので。
まだ成功率は低いですが来月には間に合いそうです。
あとは前後半のセクションの繋ぎが機械的にならない
ブレスのタイミングと深さも計算に入れたテンポの動かし方。
アルペジオの際にビブラートを掛ける最も効果的なタイミングなど。
この辺りはスラスラと実践してくださって、とても良くなりましたね。
盗賊の歌は…長くなったので明日にします(笑)
僕も6/26に弾く曲をそろそろ本格的に練習開始しなくてはいけません。
トッカータ・イン・ブルーは昔よく弾いてたのですが、久しぶりに取り上げます。
少し練習してみたらまた新鮮な気持ちで新たな発見がありそう…と、同時に
「あれ、ここってこんな難しかった…?」という有難くない驚きもあったり(笑)
結構派手な上に変則調弦で響きの豊かな曲なので、聴いた事がない方は楽しみにしていてくださいね。
吉住和倫
公益社団法人日本ギター連盟公認ギター教室
マンドリン・クラシックギタースクール
『吉住ギター・マンドリン教室』
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