忙しくて暫くお休みしてたクラシックギターのTさん(大学生)が久々にレッスンに来ました。
何故か日にちを間違えて1日早く。金曜日って言ってたのに(笑)
でも夜最後の枠で空いてましたので、そのままレッスンすることに。
うん、久々の割には鈍ってないですね。
バッハのBWV1003アンダンテも一応通しで弾けました。
全体的にイネガルを忘れて直線的、杓子定規的な表現になってしまっているので
特に16分音符が多く並んでいる箇所はイネガルを意識。
イネガルとはなんぞや?という方もおられるかと思います。例えば楽譜に8分音符が2個書かれていたとします。
同じ8音符ですから、2音は当然均等な長さとして書かれていますが、これを一方を長く、一方を短くしたり
メトロノーム的な均等さを求めず、意図的に不均等に弾く奏法を指します。詳しく知りたい方はwikiへ。
文字を読むより聴くのが一番解りやすいと思いますので…。
次の2つの動画は同じ曲です。
後者の動画は9:35くらいから再生してください。
均等、不均等を意識しながら30秒程度聴き比べるだけで、全然違うのがお判りいただけると思います。
僕には後者の演奏の方がずっと魅力的に聴こえるのです。
要因はイネガルだけではありませんけども。
イネガルを入れて装飾音符を追加。
速い複弦のトリルは右手の速度が間に合わないので、幾つかの運指を提案しました。
1つしっくりくるパターンがあったみたいで、チョット雰囲気出てきましたね。
後半の精度が今一歩で装飾を入れる余裕がないので、ここはもう一頑張りです。
カルカッシは…うん、すっかり忘れてますね。練習しましょう(笑)また次回に。
レッスン終了が22:30を回っていましたが、Tさんは夕食を済ませていなかったので一緒に近くのスープカレーのお店に。
美味しかったです。
Tさん、今度は曜日間違えないでくださいね(笑)
吉住和倫
公益社団法人日本ギター連盟公認ギター教室
札幌の音楽教室・マンドリン・ギタースクール
『吉住ギター・マンドリン教室』
〒063-0847 札幌市西区八軒7条西3丁目2-27
Tel 090-8176-3234 Email fuoco0326@gmail.com
コメントをお書きください