続 関西の旅。

今日から教室のレッスン、体験レッスンと通常営業です。

週末の間に溜まってた事務処理なども片付いてようやく一息。。

12日(日)は大阪へマンドリンオーケストラ・ギルドの演奏指導に行きました。

その前に、柴田さんを含めたギルドのメンバーの方々数名と昼食へ。

 

地元の名店「谷九ふる里」というお店です。

かなりの人気店でお昼時のお店は満席状態。。

壁は有名人のサインでギッシリでした。

 

勇ましい後姿の男性はギルドのプロギタリスト、永田参男さん。

穴子丼セットをオーダー。物凄いボリュームです。

穴子は勿論、うどんの出汁が本当に美味しい…!これも札幌では中々出会えない味でした。

ご馳走様でした。

 

 

合奏練習は14時開始だったのですが、練習会場ではお昼頃から既に個人練習

パート練習をしているギルドメンバーがちらほらと。。意識高いですね。

 

練習曲目は指導団体であるマンドリンアンサンブルidと合同ステージで演奏する

『風の組曲/長谷川武宏』

 

まず1楽章を通しで聴かせていただきましたが、中低音域の響きがとても豊か…!

札幌にはこういう響きを出せる団体は間違いなくありませんね。

 

練習は、なるべくギタリスト的発想だったり、良い意味でクラシック音楽から逸脱したアプローチだったり

ギルドの皆さんにとって新鮮なものを多く持ち込める様に意識して進ませていただきました。

 

良い音色をお持ちの方が多くいらっしゃるので、意識の向け方次第で和声を

もっともっと美しく響かせることが出来る団体だと感じました。

中でもコンサートマスターの沖元くんの音色、フレージングのセンスが素晴らしく

彼の音にidのメンバー達が触れさせていただけるのがとても楽しみです。

 

クラシックギターパートに関しては、既に永田さんがとても高いクオリティで演奏してくださっていたので

僕が指摘することは多くありませんでした。本番も頼りにしております。

 

練習に関しては1つ大きな反省点がありまして、当初3時間という枠の予定だったのですが

僕の至らなさから、中々明確にギルドの皆さんに指示、意図を伝えることが出来ず

結局5時間も費やしてしまいました。

もう少し音楽的に踏み込んだ内容も多く盛り込みたかったのですが

それどころか他の曲目の練習時間を奪ってしまい本当にすみません。。

 

しかしとても楽しく、良い経験をさせていただきました。

全く違うコミュニティ、音楽的なカラーの形が出来上がっている団体においては

普段札幌で使っている言語、方法では通じにくいことが多く在るということを学べました。

 

指導する側として自分のカラーをしっかり出しつつも、相手側の土俵で明確に物事を

伝える術を持たねばならないことがよく解りました。

 

個人レッスンであればまた話は違いますが、団体を指導する場合においてはこの点はよく考えていかねばならないです。

柴田さんという一流所のマンドリニストの指導の元、高いレベルの音楽を目指すギルドという団体を指導するチャンスに

恵まれなければ、この事に気付くのはずっと先だったかもしれません。

 

 

練習後はギルドの皆さんと懇親会。

だったのに、また写真撮り忘れてる自分。。

 

とても楽しく有意義な2日間を過ごさせていただきました。

柴田さん、ギルドの皆さんありがとうございました。また9月によろしくお願い致します。

 

13日(月)も面白い出会いがあったのですが、これはまたの機会に。。

 

 

吉住和倫

 

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