休日。

今日はレッスンがお休み、マンドリン・ギター教室業務もほとんど仕事は

溜まっていなかったので練習に明け暮れていました。

 

まず22日のマンドリン音楽祭で弾くプホールの練習。

2楽章の木陰にては全く手を付けてなかったので、今日初めてマトモにさらいました。

と言っても、ちゃんと事前に譜面を見て難易度はチェックしてますので

4日後には十分間に合います。

そんなに難しくないので、仮に明日が本番でも大丈夫ですね。

 

3楽章のセンテナリオ通りは、マンドロンチェロの音域の問題などで幾つかの音を

クラシックギターに足さなくてはいけないので、オリジナルのクラシックギター2重奏版より

少しだけ難しくなっている箇所があります。

曲を良く知ってる人以外は全然気付かないレベルですけども(笑)

 

相方の市川くんとの合わせは前日土曜日のみ。

センテナリオ通りがそれなりの難度なのと、音域の低いマンドロンチェロ用の編曲の為

響きの確認と構築の作業が必要なので、合わせはやりますが、彼となら前日の1回で十分です。

 

 

ギターの練習は毎日してますが、最近忙しくてマンドリンの練習が全然出来ていませんでした。

今日は久々に少しマトモに触れました。

 

クラシックギタリストなのに何故マンドリンを教えているのか?

 

そんな疑問を持つ方もいらっしゃるのではないかと思います。

ここに全部書くととんでもない長さになってしまうので

近況を含めながら時々少しずつお話していきますね。

 

マンドリンはプロ奏者として人前で弾くワケではないので

別にクラシックギターと同じレベルで弾ける必要はないのですが

教えるスキルを向上させる為に少しずつ上手くなりたいと思っています。

 

と言っても、既にマンドリンを教えるスキルに関しては、一般的なプロマンドリニストに

全く見劣りしない自負がありますし、有難いことに生徒さん達がコンクールや舞台での演奏で

それを証明してくれていますが、まだまだ上を目指したいのです。

 

それと今少しマンドリンの練習を頑張りたいのは、6月に大阪に行く予定がありまして

その際に何度も一緒にお仕事させていただいている日本屈指のマンドリニスト

柴田高明さんのレッスンを受ける予定なのです。

それまでに少し曲を仕上げておきたいなと。

 

これも僕が上手くなる為というよりは、より良いマンドリンレッスンのスキルを身に付ける為です。

 

マンドリンのプレイヤーを目指すワケではないとはいえ、二足の草鞋は中々大変です。

でも大きな遣り甲斐を感じられる仕事ですので、苦しさより楽しさの方が圧倒的に大きいですね。

僕はマンドリンという楽器もとても好きですし、この楽器の良さをもっと多くの人に伝えたいと思っているので。

 

いつか札幌から優れたマンドリニストが育って、僕が札幌でマンドリンを教える必要がなくなる時が

来るまでは二足の草鞋を履き続けて頑張っていくつもりです。

 

 

吉住和倫

 

公益社団法人日本ギター連盟公認

マンドリン・クラシックギタースクール

『吉住ギター・マンドリン教室』

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