午前からクラシックギターの生徒さんのレッスン、
午後からは21:00までマンドリンアンサンブルidの合奏指導でした。
これだけ長時間の合奏指導は流石に疲弊しますね(笑)
でも疲れているのは奏者の皆さんも同じですし、毎年このくらいの時期からは長時間枠の指導が増えてくるので
大分慣れましたが。
今日は新しい練習曲目、E・アングロのディベルティメントを練習しました。
所謂ポリリズム…あるパートが2拍子で弾いている際に他のパートは3拍子を弾いている…
という様に複数の拍子が混在している曲です。
アングロはこの手法が大好物の様で、他の曲にも良く使われていますね。
例えば以前僕がソリストを務めさせたいただいたギター協奏曲El Alevinでも多用されています。
ディベルティメントの1,4楽章は6/8拍子で書かれていて、これは普通は8分音符3つ×2のグルーピング
つまり2拍子系になるのですが、8分音符2つ×3のグルーピングの3拍子系になったりします。
この切り替えが掴みきれない奏者が多く、リズムの縦の線が噛み合わなくなってきます。
常に頭の中で8分音符のカウントを鳴らし続けるなど、幾つかの対策を講じて整えていかなくてはいけません。
でもこの手の曲は初めてじゃないので、9月には問題なく仕上がりそうです。
お約束事のファクターを幾つもクリアする必要のある古典やバロックと違って弾ければサマになる曲なので。
とりあえず、これで演奏会で取り上げる全て曲目の練習を始められましたので、全体像がおぼろげながら見えてきました。
今年は大阪での公演もありますので、関西の方々にもご満足していただける良い音楽を目指して頑張っていきたいと思います…!
吉住和倫
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