今週はスケジュールがかなりタイトですが
そろそろ土曜日のバイオリン×クラシックギターデュオの本番の練習をしなくてはいけません。
演奏のお仕事は不定期、突発的に入ってくるものの方が多いので
複数、違う編成、プログラムでの演奏のお仕事を抱えることは珍しくありません。
20代中盤の頃は今より仕事量もずっと少なく練習時間も沢山取れたので、どの本番も沢山練習しなければこなせない…
と思い込んで取り組んでいましたが、今は仕事も増えてとてもそんな時間はありません。
ですので演奏の難度や規模によって、練習時間を調節しています。
決して簡単だから手を抜く…というワケではなく、自分の力量を客観的に判断して
短い練習時間でもきちんと高いクオリティの音楽を提供出来るものと、そうでないものを分けてプランを組んでいます。
Aは半年以上前からやらないと間に合わない
Bは1カ月くらいで大丈夫
Cは直前で問題なし
といった感じで。。
特にアンサンブルの本番は先月のマンドリン音楽祭みたいに、直前にさらって
1度の合わせで本番を迎えることは珍しくありません。
よくお客さんから
「どれくらい練習されたんですか?」「何回くらい合わせて練習したんですか?」
と聞かれて
「1週間くらい前から練習し始めて前日に合わせただけです」
という旨の答えを返すと、凄く驚かれたりします。
しかし、これが出来ないと演奏の仕事は続けられないんですね。
出来なければ、それこそレッスン専業のレッスンプロになるしかないワケです。
時には飛び込みで「明日いきなり本番」という仕事も入ってきたりしますので。
しかし世の中には僕より膨大な生徒数を抱えて、ヘビー級のプログラムの本番を幾つも抱えながら
CDのレコーディングもコンスタントにこなし、素晴らしい演奏をするギタリストもいますので
そういう人を見ると、自分はまだまだだなと思います(笑)
CDといえば、自分も何かしら作ろうと漠然と考えたりはするのですが。。
その為には、もっと仕事がデキるギタリストにならなくてはいけませんね。
吉住和倫
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