一昨日のマルシン・ディラの素晴らしい演奏会の興奮も冷めやらぬまま
昨日は北大・京大ジョイントコンサートでした。
ご来場いただいた皆さまありがとうございました。
朝から会場リハに立ち会って夜本番という長丁場でしたので、演奏する頃には
奏者が疲弊してるんじゃないかと思いましたがそこは若さですね。
北大・京大共に本番はリハよりもとても良い出来でした。
僕はマスタークラスの主催などでスケジュールが合わず、直前の合同合宿に参加出来なかったので
仕上がりがどうなってるか把握していなかったのですが…リハで聴いてみると、僕が最後に聴いた時よりも
1段上のクオリティに仕上がっていて驚かされました。
今月頭の時点では、割と纏まっているけれど少し守りに入った演奏だな、という印象があったのですが
昨夜は攻めの演奏が出来ていたと思います。素直に感心しました。
「うわ、こんなに速くて大丈夫なの?」とハラハラする瞬間もありましたが(笑)
しかし大きな傷もなく見事な演奏でした。
京大さんは、アウロラに比べて全体的にマンドリン属の楽器の鳴らし方が達者ですね。
ピッキングの方向、始点と終点が安定しています。
また自分の音を良く聴けているので、発音してから次の音に繋ぐ、又は音を止めるまでのコントロールが丁寧です。
この点はアウロラが大きく見習うべき点ですね。
京大の皆さま、今年も良い刺激をありがとうございました。今後もどうぞよろしくお願い致します。
今回は技術的にも中々難度の高い曲が多く、皆さん大変苦労していましたが一回り成長した感があります。
アウロラは休むもなく、夏合宿に入り12月の定期演奏会に向けて始動します。
僕は指導者として、今回の演奏会を通して明確になった課題をどうすればクリアしていけるか。
それを考ながら、そして、より音楽を楽しめる様に、12月まで一緒に良い時間を過ごしていきたいと思います。
吉住和倫
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