と言っても、今月中旬にご入会いただいた方ですが。。
マンドリンのFさん(女性)。
キャリアは1年程。ご自分で幾つか札幌市内の教室を調べて、僕の教室に興味を持っていただいたとの事。
先月末から体験レッスンにお越しいただいていましたが、正式にご入会いただきました。
初めてお越しになった際は「音を繋げて弾く」という発想が無く、左手で押弦してかなり時間が経ってからピッキングという状態。
つまり、全ての音がスタッカートになってしまっていましたが、今では左右の同期が大分浸透してレガートに弾ける様になってきました。
アップピッキングにも取り組んだことがなく、ダウンのみで弾いていましたが、ゆっくりとしたテンポなら
オルタネイトピッキングである程度均等に弾ける様になってきています。
まだ主弦、複弦をキッチリ弾くというところまでは到達していないので、次は平行ピッキングの意識付けを徹底です。
リズムキープや、音価の違う音符を正確に弾くことは苦手としているので、時にメトロノームを使いながら
手を叩きながら、一緒に声で歌ってもらいながら…とちょっとずつ改善していってますが「先生、難し過ぎるわ~」と(笑)。
でも「先生のとこはリラックスして習いに来れます」と言っていただけているので
程よく厳しく楽しいレッスンになっているみたいで一安心です。何より、ちゃんと向上してますしね。
特に初心者の方には「この生徒さんにはどの程度のペースが丁度良いか」を、なるべく早い段階で適切に判断する様に心掛けています。
課題を与え過ぎると負担を大きく感じて、楽しさを失いますし、簡単過ぎても飽きてしまったりモチベーションが上がらなかったり。
趣味で楽器を弾かれるアマチュアの生徒さんを対象とした場合、その生徒さんにとって程良いペースで「必ず上達する」レッスンを
常に提供出来ることは「良い先生」である為の1つの指針だと思います。
教える対象が、現役プロ、プロ希望者のみ、となるとまた話は別ですけどね。
吉住和倫
公益社団法人日本ギター連盟公認ギター教室
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