マンドリンのKさん(女性)。
25日の発表会で演奏する曲を練習中です。
曲は甘い思い出/R・カラーチェとソナタ・ト長調よりアレグロ/G・B・ゲルバシオを予定しています。
ゲルバシオは技術的な問題が多くかなり苦労されていましたが、ここにきてかなり精度が上がってきました。
手を付け始めた当初は滑走アルペジオもリズムやアクセントが定まらず不安定でしたが、かなりサマになってきましたし
難を抱えていた左手の独立性、技術にも、ここ数カ月、根気良く練習を重ねてきた成果が現れてきています。
かなり安定して弾けてきたので、今日は音楽的な内容を中心に。
非和声音での音色の創り方、選び方。アウフタクトと1拍目の力関係の整理。
ゼクエンツ(ソシラソ→ラドシラ→シレドシの様に、同じ音形を繰り返すごとに音の高さを変えるもの)
のアーティキュレーションと推進力の変化で構築感を出す等々。
大分古典らしく聴こえる様になってきました。これはもう明日本番でも大丈夫ですね。
甘い思い出もほとんど問題ないのですが、トレモロの安定性を上げる為に動作の確認。
トレモロ時のピッキングの動作の始点と終点の中心は、主弦と複弦の間であるべきですが、どうも下方向に中心がズレている様子。
その影響もあってアップピッキング時の圧力の掛け方にムラが生じてるので、修正。
かなり均等に綺麗に流れる様になりました。
音楽表現としては、もう少しロマンチックに弾けると尚良しといったところでしょうか。これは次回ですね。
2曲ともギター伴奏が必要なので、あとは僕がきちんと練習しなくてはいけません(笑)
ただ発表会当日、お昼に本番がブッキングしてしまい、リハでご一緒できないことに…。
本番で安心して弾いてもらう為に、次回レッスンで僕もキッチリ仕上げておきます。
吉住和倫
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