焦りの色。

発表会まであと2週間。

出演予定の生徒さん達の多くに焦りの色が見えてきています(笑)

 

人前で弾く機会を設けて期日まで頑張って練習することは、上達の大きな助けになりますし

積極的に参加してほしいと考えているのですが、とても勇気のいることでもあります。

 

やはり人前で弾くというのは特別なシチュエーションですから、大きなプレッシャーを感じるのが普通ですよね。

上手く弾けなくても責任を問われる場ではないと言っても、やはり上手に弾けないと悔しいですし。

基本的にギター、マンドリンを始めて日の浅い生徒さん以外には参加を促していますが、強制ではありません。

参加する生徒さんの数は例年、全体の半分以下、または3分の1以下です。今年は10名強程度。

 

昨日、今日も出演予定の生徒さんが数名レッスンに来ましたが「間に合うのかな…?」と不安な様子。

皆さん結構ちゃんと弾けてるんですけどね。2週間前としては全然悪い状態ではなく。

生徒さんによってはもう明日発表会でも大丈夫でしょう!という仕上がりです。

 

 

小林和音くんも、7/17のオーディションが終わってから取り組んだヴィラ=ロボスのプレリュード1番が不安らしく

「これ間に合いますかね…?」と不安な様子。

 

でも1カ月半程度の短い期間で良い線いっているので、残り2週間で良い感じに仕上がりそうです。

タッチも随分安定して音色に統一感が出てきましたので、前後の設計に沿った細かいダイナミクスと音色を設定していきました。

適切には嵌っている時は、演奏に立体感が出ているので2週間で定着させてほしいですね。

 

あとは中間部の難所。大分綺麗に弾けてるのですが、p指がまだダンゴ気味で、このコントロールが中々難しいんですよね。

 

また正確に弾く事に囚われ過ぎて、低音の消音が不十分だったり、和音の際にメロディが埋没していたりといった問題を修正。

後は来週のレッスンで最後の仕上げです。

 

発表会に出演される皆さん、良い練習を続けてくださいね。

 

 

吉住和倫

 

公益社団法人日本ギター連盟公認ギター教室

札幌の音楽教室・マンドリン・ギタースクール

『吉住ギター・マンドリン教室』

〒063-0847 札幌市西区八軒7条西3丁目2-27

Tel 090-8176-3234  Email fuoco0326@gmail.com