泥棒猫。

今日の札幌はとても冷え込み最高気温が6℃、最低気温が3℃でした。

レッスンに来た生徒さん達もかなり寒そうな様子。。

大学生のK・Rくん。

最近はカヴァティーナ/S・マイヤーズを練習しています。

 

月初めのレッスンでは、かなり読譜ミスも多く、音やリズムの間違いがありましたが

しっかり音を取り直してきてくれました。

独学でやっていた頃は、あまり楽譜を読もうとせず、音源で聴いてなんとなく覚える…という感じだったので

特に音価に関してはかなり適当に済ませてしまっていました。最近はようやく楽譜をきちんと読み取った上で

細かく音価を設定していくことで、音楽が洗練されていくことに気付き始めた様です。

勿論音源を聴いて覚えるのも、それだけに頼らなければ大事なんですけどね。

 

全体的にa指でのメロディの音が細かったり、伴奏が大き過ぎたり、また右手や左手の運指の都合で不用意なアクセントが

ついてしまっている個所が多いので、メロディと伴奏のアルペジオを分けて弾かせてイメージを掴んでいってもらいました。

元々気を付ければ、a指でも太い音を創る技術は持ち合わせているので、大分演奏が立体的になってきたと思います。

 

クラシックギターの曲としては超名曲ですが、小品ですので彼の今の技術力なら

あまり長期間練習する曲でもないので次回のレッスン辺りでカヴァティーナは終わりですね。

 

教室のレッスンルームは猫ドアが付いていて、猫が苦手だったり、アレルギーがある方じゃない限り

出入り自由にさせているので、レッスン中でも入って徘徊したり懐いてくることがあります。

 

今日はTさんのレッスン中、1匹猫が入ってきてなにやら鞄を漁ろうとしてる…と思ったら

Tさんのマフラーを咥えて脱兎の如く猫ドアに向かって嬉しそうにダッシュ!

直ぐに止めたので持ち去られずに済みましたが、油断も隙もあったものじゃないですね(笑)

 

犯人…はんにゃんの「くーちゃん」です。

 

 

普段、居間のドアも、ドアノブにジャンプして手を引っ掛けて開けてしまったり

遊ぶの大好き、いたずら大好きな子です。

それでもカーテン登って穴だらけにしたり、ビニールでも布でも何でもかんでも食べてしまったりした

子猫の頃に比べれば幾らか落ち着いたんですけどね。

 

吉住和倫

 

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