今日は北海道大学チルコロマンドリニスティコ「アウロラ」の合奏指導でした。
12月の定期演奏会をもって93代が引退したので、新3年目となる94代によるアウロラの新たなスタートです。
初めて、94代(厳密に言うと94代と95代)による演奏を聴かせていただきましたが
やはり代が変わると演奏の印象もガラっと変わりますね~。
とても優れてるな、と感じる点。ここはまだまだだな、と感じる点。
今日の限られた時間の中でも、94代の色んな側面を見る事が出来て面白かったです。
今練習している「流星群/末廣健児」は92代も丁度2年前に取り上げていたのですが
弾いているメンバーは全く違うので、当然演奏内容、目指す方向性も全然違っていて新鮮でした。
取りあえず初回という事でベーシックな和声の緊張緩和や、それに倣ったフレージング。
各パートが構築的に音を重ねていく箇所や、各声部が対話出来るポイントなどの整理から。
リズムは2拍3連や装飾音符で、何を基準に弾いて良いのか解らない、という人も複数居た様なので
カウント、効率的な練習の仕方を。
もう1曲「ディスコ・モスクワ/吉田剛士・湯淺隆」は割と自由に表現出来る部類の曲ですし
既に大まかには形になっていたので、どうすればよりリズミカルに、メリハリが効いた演奏になるか
その為の幾つかのアイデアとヒントを出すだけに留めました。
どう弾きたいのか皆さんに再度練り直してもらって、少し時間が経ち変化が見えた頃に
もう1度調整すればもう完成ですね。
これから12月までどれだけの成長を見せてくれるか、どんな音楽を聴かせてくれるか楽しみです。
僕も94代の良いところを沢山見つけて伸ばしていけるように、音楽を楽しむ手助けができる様に
これから関われる時間を大切にしていきたいと思います。
吉住和倫
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