先月からクラシックギターの体験レッスンにお越しいただいていたSちゃん(小学5年生)。
ご入会いただいてから、今日が初レッスンでした。
お父様とお姉様がギターを弾かれるので、興味を持ち弾いてみたいと思い、当ギター教室に習いに来てくれました。
ピアノの経験があり五線譜はある程度読めるのですが、弦楽器は初めて。
また左利きということで、体験レッスン時には左利き用と右利き用を両方試してみるところからのスタートでした。
左利きなのだから左利き用のギターが良いに決まっているのでは?と考える方もいらっしゃると思いますが
一概にはそうとは言えないのです。
単純に左利き用の楽器は選択肢が少ない、という問題もありますが
意外と右利き用の方がしっくりきたりするケースもあるんですよね。
Sちゃんも、最初は左利き用で構え方、単音での旋律から練習してもらったのですが
右利き用のギターに変えてみると構え方が自然。
左右の手もリラックスしてるように見え、本人も「こっちの方が弾きやすい…!」
とのことだったので、右利き用で始めることにしました。
Sちゃんはピアノで右手が訓練されていたのと、メロディを弾く感覚が身に付いていたことも
右利きの方が弾きやすく感じた要因なのではないかと思います。
今日は課題で出していた、単旋律の曲を暗譜(!)でスラスラと弾いてくれたのでかなり
スムースにレッスンを進めることが出来ました。
初心者の場合、歪な形になりやすいアポヤンドもかなり綺麗なフォームで均等に弾けているので
ちょっと予定変更して飛び級的に少し難しい課題にも挑戦してもらうことに。
何でもお家で、お父様やお姉様と一緒に楽しく練習出来ているとのこと。
個人でギターを楽しむだけでなく、ご家族で一緒に音楽を楽しめるのは素晴らしいことですね。
僕も幼少の頃に少しの期間ですが、父とエレクトーンを一緒に弾いた記憶があり
今思えばそれが自分にとって音楽の原点だったのだなと思います。
吉住和倫
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