今月は少し空き時間が多く取れそうなので
ギター独奏曲の新しいレパートリーに手を付けています。
2年毎にリサイタルを実施すると考えると、1年でハーフプログラムを入れ替える必要があります。
昨年リサイタルで弾いたシャコンヌとアクアレルは常にではないにしろ、暫く弾き続けたいとも思っていましたので
リサイタル以降寝かせてましたが、今月に入ってから復活を目指してさらい直し中です。
寝かせた期間は3カ月程度ですが、やはり新たな発見があり、アプローチの方向性も変化していますね。
新しいギターのリッピに慣れてきたことも大きいのだと思いますが。
で、肝心の新曲。
幾つか手を付けてますが、今日ご紹介するのは
カプリス形式のアラベスク/F・クレンジャンス
Arabesque en forme de Caprice/Francis Kleynjans
はい、冒頭は明らかにドビュッシーの有名曲、アラベスク1番を意識して書かれていますね。
またこの曲は「タレガ賛歌」の副題が付いています。
さてどの辺りがF・タレガへのオマージュなのか、コアなクラシックギターファンの方は解りますでしょうか?
実はタレガの超有名曲のモチーフが何度も何度も使われているのです。
答え合わせはまたいつか。
それにしても本当に美しい曲です…!
そして、これ弾いてるR・ヴィアゾフスキーが上手過ぎです。。
もう10年以上前に弾きたいと思って譜面を購入していたのですが
我が家には他にも沢山弾きたいと思って買ったけど眠ってる譜面が大量にありまして(笑)
この曲は、巨匠ギタリスト、デイヴィッド・ラッセルに献呈されていますが、実は今年ラッセルの公演が札幌で行われるのです。
この曲でラッセルにレッスン受けたいというのも、今年取り上げることにした大きな理由の1つです。
お披露目は6、7月くらいですかね~。楽しみにしていてください!
吉住和倫
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