今日はギター・マンドリン教室の生徒さんたちの発表会でした。
発表会と言っても、毎年秋に行っている、音楽ホールを借りる規模の大きなものではなく
内輪のクラスコンサートです。
基本的に参加自由で、どれだけミスがあっても、技術不足や暗譜の不安で弾き直しがあっても
最後まで通せる力を持っている人を対象としています。
生憎お仕事や、学業などで都合がつかなかった人も結構いましたが、今回は10名ほどの生徒さんが参加してくれました。
札幌にはアマチュア演奏家の発表の場として、ギター音楽祭やマンドリン音楽祭、その他様々な演奏会がありますが
人前で弾ける頻度は決して多くなく、機会は限られています。
また場数が少ない方にとって、演奏会という催しは大変な緊張を強いられ、持っている力を発揮するのは難しいものです。
そこで人前でのパフォーマンスを上げる為の練習としての、生徒さん同士の弾き合いによるクラスコンサートです。
また、生徒さん同士で聴き合うことで刺激にもなります。
皆さん、思いのほか上手く弾けた箇所もあったり、普段の練習でも失敗したことがない箇所でミスが出たり
出来はアップダウンがありましたが、しっかり練習の成果が発揮された良い会になりました。
やはり曲を弾きこなし育てる為には、普段の毎日の練習も大切ですが
人前で弾いてその反省を元にまた練習する、というサイクルが大切です。
人前での緊張対策、パフォーマンスを上げる事も重要なのですが
何度か人前で弾く事で、音楽的にも課題を発見できるものだったりするのですね。
また僕自身、人前で弾く生徒さんの演奏を聴き、様子を観察させてもらうことで
課題、改善点を発見も出来るので、より良いレッスンを行うことが出来ます。
やはり弾ける力があるのに弾きたくない、という生徒さんも一定数いらっしゃるのですが
いつか弾いてくれれば嬉しいな、と思います。
とにかく練習不足で譜面に噛り付いてないと通せないやっつけ仕事的な状況ながら
この様に参加してくれる生徒さんもいらっしゃいます(笑)
大きな舞台での演奏に慣れていますが、今日はギリギリ綱渡りの稲葉くん。
譜捲りなら、僕がするつもりだったのにこんな大掛かりな事をして場を盛り上げてくれました(笑)
吉住和倫
公益社団法人日本ギター連盟公認ギター教室
札幌の音楽教室・マンドリン・ギタースクール
『吉住ギター・マンドリン教室』
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