幾つか案件が片付いて少し仕事が落ち着いたのでブログ更新。
この1週間は指導に行っている北海道大学のマンドリンサークル
チルコロマンドリニスティコ「アウロラ」の個人指導週間でした。
ギターパート全員と、パートトップ陣合わせて約20名。
2曲見なくてはいけないので、1人90分程度。
教室のレッスン基準で換算すると、1週間でいきなりレッスンが30コマ増えた状態です。
僕は個人事業で、休日設定もなく元々時間に融通が効く為、スケジュール管理はそんなに大変じゃないのですが
この量になると流石に時間の捻出が難しいです。
でも自分の練習時間も確保しつつ何とかなってるので、考え方によってはあと生徒が30人増えても何とかなるということですね(笑)
曲は丸本大悟の「杜の鼓動 桜の風景」S・ファルボの序曲ニ短調。
今月末のマンドリン音楽祭で演奏する曲目です。
アウロラ2年目95代ギターパートの子達にとっては、初めての僕の個人指導だったのですが
皆さん一生懸命弾いてくれました。曲の指導に他に、技術的な改善点や練習の仕方についても
アドバイスさせていただきましたが、活かしてくれる事を祈るばかりです。
やはり教室の個人レッスンと違って頻度が高くないので、どれだけ定着するかは教わる側の
解釈、その後の自主練習の精度のウエイトが高くなってしまいますので。
しかし、ギターに限らずマンドリン属の楽器もそうですが、僕がアウロラに携わり始めた数年前と比べると
基礎技術の底上げを実感出来ているので、やはり個人指導は必要なファクターですね。
そして僕にとっても、1つとても有難いのが「同じ曲を立て続けに何度も何度もレッスンする」という経験です。
勿論教室のレッスンではカルカッシのエチュードが被る生徒さんもいたりするのですが、これだけの大人数に
1週間以内に同じ曲を個人レッスンする機会というのは、普通のギター教室、マンドリン教室ではそうないことでしょう。
「同じ曲を立て続けに何度も何度もレッスンする」事で「何故上手く弾けないか」その原因を探る観察力
解決する練習方法など僕自身のスキル向上が体感できるのです。
同じ曲でも弾く人が変われば演奏内容は変わります。抱えてる問題点、体格、骨格、音楽の感じ取り方も様々です。
つまり同じ曲故に「個々の音楽内容、技術の細やかな違い」を把握しやすいのですね。
体は結構グッタリですが、中々充実した1週間でした。
今月末のマンドリン音楽祭には、僕の生徒さんが合奏以外にも独奏や2重奏で出演するのですが
それはまた日を改めてご紹介させていただきます。
吉住和倫
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