既にご入会済みなのですが、忙しくてブログ更新出来なかったので。。
クラシックギターのWさん。男性。
今日が2度目のレッスンでした。
少しだけギターの経験をお持ちですが、基本的には初心者ですので、初心者用の基礎から練習していきます。
カルリのエチュードから幾つか。
左手3指が完全に指の腹で寝かせた状態で押弦していたのが、大分指先に近くなってきました。
まだやや腹気味で角度も甘いので、押弦する前に指先が指板の方向に向いているかを確認してもらいながら練習。
かなり良い精度になってきました。
和音時に弦を摘みあげてしまうので、弾弦時に掌が弦から離れていかないように、指の力だけで弾くように。
アルペジオでは、和音時に比べると弱弱しい音になっていますので、弦を押し込む、少しだけ撓ませてから弾く感覚を
身に付けてもらいました。
体験レッスン時と比べると、大分ギターの扱いに慣れてきた感じがします。
曲は海の見える街/久石譲。
魔女の宅急便でお馴染みの有名曲ですね。
Wさんはこれを弾きたくてギターを習いにきてくださいました。
最初、ネットで拾ったと思われる無料楽譜を持参してこられたのですが
これが初心者用に編曲したものなのかもしれませんが、何か所かの和音が明らかにおかしいので
あまり難しくならない程度に直して弾いてもらっています。
楽譜を見ながら自力で頑張って指を取ってきてはいるのですが、中々頭に入らない様子。
前後の流れを切って、その時の和音の押さえるフレット、指の形を探している状態だったので
前の和音で押さえているフレット、指の形からどう変わっているか、押さえたままで良い指、
同じ弦でスライドしてガイドとして使える指、押さえるフレット数は同じで弦だけが変わる指などを整理していくと
かなり理解度が高まった様子。
よく初心者の方にありがちですが、和音が変わるごとに全部の指を全て弦から離して、1から指を取ってしまうんですね。
これだと中々頭と指の記憶は定着しません。前後の指の運びの流れを整理して把握することが近道です。
和声感を身に付けてもらうためにも必須と言えます。
まあこの辺は突き詰めると卵が先か鶏が先かみたいな話にもなってくるのですが。。
海の見える街は、実は小学生の生徒さんのリクエストで僕が編曲したものがあるのですが
初心者には大分難しいので、暫くは無料楽譜手直しバージョンでいきます。
上達したら、いつか僕の編曲でも弾いてくれますように!
吉住和倫
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